2011/07/23

Wolves of Mercy Falls

Wolves of Mercy Falls

Maggie Stiefvater 

  1. Shiver
  2. Linger
  3. Forever
翻訳版:
  1. シヴァ 狼の恋人

For years, Grace has watched the wolves in the woods behind her house. One yellow-eyed wolf--her wolf--is a chilling presence she can't seem to live without. Meanwhile, Sam has lived two lives: In winter, the frozen woods, the protection of the pack, and the silent company of a fearless girl. In summer, a few precious months of being human . . . until the cold makes him shift back again.
Now, Grace meets a yellow-eyed boy whose familiarity takes her breath away. It's her wolf. It has to be. But as winter nears, Sam must fight to stay human--or risk losing himself, and Grace, forever.

冬になると姿をみせる、黄色い瞳の狼。
あたしは彼にずっと恋している。
この夏、地元の高校生が狼に襲われた。
しかも、死体は消えたらしい。
小さな町はその噂でもちきり。
そのさなか、血まみれの男が裏庭にあらわれた―幼い頃、狼に襲われたグレース。
助けてくれた“黄色い瞳”の狼が忘れられない。
だが、彼はふつうの狼ではなかった―

ずっと前から気になっていて、今読んでる最中のWolves of Mercy Fallsシリーズ
3部作。
詩的な感じがして、寒さまで感じるような世界観と、狼男のミステリー。
読んだ数ページで引込む力があります。まんまとハマりました。

それぞれのキャラクターの1人称、そして視点の文章で構成された作品。

凍えるように寒い寒さを感じるShiverは是非冬の寒い季節に、そして、少し寒さを感じる春にLingerを、そしてまだ発売していないのでわからないですが、夏発売の最後Foreverはたぶん夏に読むのをオススメします。絶対に読んだ印象も違うことでしょう。

全てのタイトルが『-er』で韻をふんでる、ようです。
主人公の1人、サムが詩が好きで、作中にも『詩』がよく登場します。それをふんだ、タイトルなのかな、きっと。

映画化もするらしく、脚本家が決定したりと、着々と計画進行中のようです。
詩的な文章を楽しむ、という部分もある今作と、それから狼人間の映画の変身シーンはホラー映画ならいいんですがそれ以外だとどうしても表現するに難しいだけに、ちょっとだけ複雑な心境。

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