2011/07/30

Jinx


Jinx

Meg Cabot

翻訳版:
ジンクス 恋の呪い








メグキャボットの魔女もの作品。
悪運最強なジーンはある理由からニューヨークの親戚の家でお世話になることに。
向かった先で、ジーンは昔とは全く違う外見になってしまった親戚のトーリーと再会する。彼女は黒髪に黒ずくめに目の周りが濃いメイクでヒールの厚いブーツをはいてるという出で立ち(翻訳の文章内には一言も『ゴス』とは出て来てないけど、ゴスっ子ですよね明らかに。)。
家に到着して早々、長年の最強な悪運に見舞わた勘によりトーリーの友達の命を救ったことで、魔女だという秘密をトーリーから打ち明けられるジーン。そして、トーリーに見せられた一体の人形がことの始まりだった。

といったかんじで話が展開して行くんですが、軽いです。本の重量じゃなくて、軽いです。さら〜っと読んで終わりってかんじの本でした(アタシは)。
トーリーの頭イッてる度とか半端無くて狂気じみていて怖いし、ニューヨークのイーストヴィレッジに本当にそういう店あるよねぇとか思いながら読んでるのは楽しかったんですが、予想を裏切らない展開と、なんというかホイと投げられた感じのトーリーが可哀想でなんだか簡単に済まされてる所が『軽い』って感じたのかもしれません。

マジカルファンタジックなかんじも、魔術的、なかんじも薄い印象でハマるかんじのものではないです。
軽い読書には最適かと思います。

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